日本精神神経学会学術総会

実は6月22日午後から24日まで、休診にして学会に行くことに急に決めました。

よくある話で、専門医の資格を維持するためには学会に出席してポイントを取らないといけないのです。来年も出ないといけません。間に合ううちに気づいてよかった、ホッ‥何かイヤな気がして調べてみて、慌てて出席することにして、ぎりぎりセーフ。

安心したところでやっと総会のテーマが目に入りました。

精神医学研究・教育と精神医療を繋ぐ

ー双方向の対話ー

おー!   ホントか⁈

学会の言ってること‥ガイドラインやら、お偉方のセンセイやらの講演やら‥がイチ臨床医としてはどうも腑に落ちず、かと言って学会に物申すなんてことが出来る訳もなく、ま、お互いに無関係だよなと常々思っていました。

もちろんそうであってはいけない訳で、双方向の対話がなかったらどちらも破滅なんですけどね。

しかし教育・研究から医療への働きかけはあっても、その反対って難しいです。

だって医療の仕事しながら研究をまとめるのはホントに大変。研究ってのも、「学会」が認めた研究方式でないと認めてくれないし。‥つまり仮説検証型でないとダメ。仮説発見型は、そんなの研究じゃないと、某教授に高い所から言われたこともあります。バカじゃねえのと思いましたが、登って行って反論する訳にもいかず‥冗談です。

とにかく医療は仮説発見なので、それを研究と認めてくれないとこっちからの発信は難しいです。

で、プログラムにどれだけ双方向の対話があるのか眺めてみましたが、見つかりませんでした。後は現地でってことです。

こないだある会合で中抜き‥つまり来て登録して、帰るときに登録して、合間にはいなくていいかどうかを相談しました。

久しぶりにお会いした先輩医師を相手に、何聞いてるんでしょうね。

ということで、下旬には学会のため休診がありますので宜しくお願い致します。

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