無礼講ですかぁ?

今日は医師会の「ファミリーコンサート」に行ってきました。
会員の先生方と家族が、歌ったり演奏したりの発表会を年1回やっているんです。

こう言うとナンですが、素人の演奏会なのでとってもユルいです。
しかし今年はあんまりにも、でした。
何がかというのを書きます。

遅れて着いたら演奏がもう始まっていましたが、客席の扉が開いてあって出入り自由でした。
入場して後ろに立っていたら、前を横切ってウロウロする奴がいます。
おいこらジジイ!他人の前を通るのに身をかがめたり会釈も出来んとは、もうボケてんのか?!
イラッとしたけど、客席はそれどころじゃありませんでした。

アカンボがえっえっと声を上げ、近くでチュウチュウ音がすると思ったらクソガキいやお子ちゃまがジュース飲んでます。
お次は端に座ってる私の前を通って、演奏中に親子連れが着席して、また席を立って、またまた戻ってきました。
1組の出演者たかだか10分ぐらいの間に、1往復半です。
出演者の入れ替わりを待つってアイデアを検討してはもらえんか? いやそもそも1往復半は何のため? まさか嫌がらせ? 被害妄想しそうになりました。

クラシックのコンサートというと、咳して音を立てたら大変、そう思うと余計に咳したくなる、みたいなイメージがあります。
元は王侯貴族の食卓に楽士が侍ってBGMを奏でてただけでしょ? 何で今の私たちはかしこまって演奏を拝聴せねばならんのか、恥ずかしながら今までそんな風に思っていました。
今日になってクラシックのコンサートにおいてお約束が存在する意義を、実感しました。

かといって私はただ聴きに行っただけなので発言権がありません。
でも来年以降、自分が行くか行かないかを決める権利はあります。
せめて客席への入場は中学生以上限定でなかったら、聴きたいのだけピンポイントで入場してあとは避難してようっと、固く誓いながら帰ってきました。

人生なにごとも勉強。この年でクラシックのコンサートになんで決まりがあるか、初めて知った。
ちゃんちゃん。

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